『人こそ最大の環境ーフィンランドで見つけた「どう在りたいか、どう生きたいか」ー』第1004回 10/15(木) モーニングセミナーレポート
『人こそ最大の環境ーフィンランドで見つけた「どう在りたいか、どう生きたいか」ー』
Nordic Educations代表 大阪教育大学 非常勤講師 徳留 宏紀 氏さんのご講話でした。
講師の徳留宏紀さんは、中学校の教員として安定した生活を送っておられましたが、その道を自ら手放し、フィンランドへと渡られました。
「安定」という言葉は、私たちにとって安心の象徴です。しかし、それを手放してでも新しい世界に飛び込む決断には、どれほどの勇気と覚悟があったことでしょう。そのお話を伺いながら、自分自身の日々の選択を振り返らずにはいられませんでした。
私たちは年齢や経験を重ねるほど、守るものが増え、いつしか変化を避けるようになります。
「今のままでいい」「失敗はしたくない」という思いが、知らず知らずのうちに挑戦の芽を摘んでいるのかもしれません。徳留さんの歩みは、そうした心のブレーキに、静かに、しかし力強く問いかけてくるものでした。
講話の中では、日本とフィンランドの価値観や考え方の違いについて、実体験に基づいた多くのお話がありました。
当たり前だと思っていたことが、場所が変われば当たり前ではない。
その気づきは、私たちが無意識のうちに縛られている「常識」や「枠」を見つめ直すきっかけを与えてくれました。
一つひとつの言葉に、現地で悩み、考え、学ばれてきた重みがあり、胸に深く響きました。
教育の現場に長く身を置いてこられた徳留さんだからこそ語れる視点も、大変印象的でした。
違いを知るということは、どちらが正しいかを決めることではなく、自分たちの在り方を改めて見つめ直すことなのだと、気づかせていただきました。
倫理法人会では「実践」を大切にしています。今回の講話は、まさに一歩を踏み出す実践の尊さを教えていただいたように思います。
変化を恐れず、素直な心で学び続けること。
その姿勢を、明日からの仕事や家庭の中で少しずつでも形にしていきたいと感じました。
富山の地で日々事業に向き合う私たち会員にとっても、「当たり前を疑う」「一歩を踏み出す」ことは決して他人事ではありません。小さな変化を恐れず受け入れていくことこそが、会社を、そして地域をより良くしていく原動力になるのだと思います。
徳留さん、早朝より心に残る貴重なお話を本当にありがとうございました。
執筆者 広報委員会
【講話 Nordic Educations代表 大阪教育大学 非常勤講師 徳留宏紀氏】

【会員スピーチ 富山市 会員 水林 慶子氏】

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