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『実践が人生を変える』第986回 6/4(木)モーニングセミナーレポート

『実践が人生を変える』第986回 6/4(木)モーニングセミナーレポート

この日の講話は、富山市倫理法人会会員である合同会社HOPE WORLD稲盛磨氏による講話でした。



稲盛氏はサッカー強豪校出身ですが、それでも大学でサッカーを辞めるという決断をされました。「辞めた」という経験について、一見後退のように思えますが、稲盛氏は「辞めたからこそ出会えた人がいる。今の家族がある」と静かに、力強く語られました。人生の岐路での選択が、全て今に繋がっているということを改めて感じさせられました。



その後、ご家族の病気という大きな試練を迎えられます。その出来事が、稲盛氏の人生の優先順位を根本から問い直すきっかけになったということで、「家族の時間を最優先にしよう」と強く覚悟を決め、キャリアチェンジを決断。仕事やお金を超えて本当に大切なものを守るために行動される姿に、「大切なことを最優先にする覚悟が、天をも味方にする」そんなことが自然と浮かびました。


講話の中で特に心に響いたのが、「当たり前は当たり前じゃない」という言葉です。健康であること、家族がそこにいること、今日こうして誰かと話せること。ついつい当たり前のように思えてしまうこともそれらはすべて、本来は当たり前ではない。稲盛氏の体験から語られるこの言葉から大切な気づきをいただきました。



「Givers Gain(与えるものは与えられる)」という考えを大切に活動されており、「倫理法人会で学ぶ利他の精神と深くつながっている」とおっしゃっていたことも印象的でした。与えることを惜しまない姿勢が、人とのつながりをつくり、結果として自分にも返ってくる。



さらに、靴を揃える、掃除をする、トイレで感謝する、こうした日常の小さな実践の積み重ねが、確かな変化をもたらしているというお話も非常に力強く受け止めました。特別なことをするのではなく、「当たり前のことをどれだけ丁寧に生きるか」が問われているのだと、背筋が伸びる思いでした。



今朝の講話を通じて、大切なものを守るための「覚悟」と、日々の「実践」こそが自分自身を変え、周囲を変化させていくのだということを、あらためて学ばせていただきました。ありがとうございました。

ご講話  稲盛 磨 氏

会員スピーチ 作井 盛一郎 氏

執筆者  井上 正夫

  

お読みいただきありがとうございました。

 

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