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『言葉の紊乱は國體の破壊に繫がる』第972回 2/26(木)モーニングセミナーレポート

『言葉の紊乱は國體の破壊に繫がる』第972回 2/26(木)モーニングセミナーレポート

「言葉の紊乱は國體の破壊に繋がる」のタイトルで、正道会館正天會会長・敷島塾塾長の中川正秀氏の講話を拝聴しました。

 

中川氏は武道由来の言葉や所作を重視し、皇室や憲法の話でも用語の選び方に強い価値を見出されていました。

 

日本国憲法は天皇を「日本国と日本国民統合の象徴」とし、同時に「国政に関する権能を有しない」と定めています。

だから「生前退位より譲位」「天皇家より皇室」といった元来に使われてきた言葉の趣旨や、皇室や憲法は言葉の精度が特に大切である。

つまり、曖昧な言い方が制度理解のズレにつながるという指摘自体にはかなり説得力がありました。

 

平成から令和へ、皇位継承をめぐり「譲位」か「退位」かと表現が問われました。「譲位」では、天皇が政治に関わることを禁ずる憲法に抵触するおそれがあるため、政府・法令の正式表現は「退位」とし、宮内庁もその用語で説明しています。

また、現行の皇室は憲法・皇室典範・各種法制度で整理されており、政府自身が「皇室に関する法制度」として扱っています。

 

文化庁の調査では、

2019年度に「今の国語は乱れていると思う」が66.1%で、

2025年調査でも、SNSの普及により「短い言葉でのやり取りが増える」73.1%、

「十分に吟味されないまま使われる言葉が増える」67.2%と、

多くの人が言葉の粗さを気にしています。

 

その一方で、同じ文化庁調査では「乱れていない」と答えた人の理由のトップが「言葉は時代によって変わるものだと思うから」でしたし、国立国語研究所も新語や新用法の発生・浸透・定着そのものを研究対象にしています。

要するに、日本語は守るべき規範 もあるが、変化すること自体は自然です。

 

私はこの話を拝聴し、 今は今の言葉や文化を尊重しつつ、

「古き良き日本人の心を、今こそ熱量をもって、伝統を語り継いでいこう」、それこそが日本創生に近づくのではないかと感じました。

 

 

執筆者     寺下 聖

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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